国内申請数は90 新有効成分38品目 肺がん、乳がんなどに次世代抗体医薬
24年8月版 申請品リスト
公開日時 2024/08/01 00:02
ミクス編集部が製薬企業74社(内資系企業49社、外資系企業25社)の国内フェーズ2以降の新薬開発状況をまとめた「新薬パイプラインリスト24年8月版申請品リスト」によると、7月18日時点で申請中のプロジェクト数(以下、品目数)は90品目となった。内訳は新有効成分含有医薬品が38品目、適応追加等が52品目だった(国内未承認成分で複数プロジェクトで承認申請されている場合、いずれも新有効成分として集計)。申請品目の3割強となる30品目が、がん関係だった。ファーストインクラス薬が散見されるなか、非小細胞肺がん(NSCLC)を対象疾患とするヤンセンファーマのEGFRとMETに対する二重特異性抗体・アミバンタマブや、乳がんを対象とする第一三共の抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)・ダトポタマブデルクステカ...