KAM倍増など組織拡大へRNA干渉（RNAi）に基づく医薬品のパイオニアであり、リーディングカンパニーとして知られるアルナイラム。2002年設立とまだ若い会社だが、世界初のRNAi治療薬・オンパットロを米国で上市して以来、これまでに世界60カ国で５つのRNAi治療薬を上市している。その日本法人のアルナイラム・ジャパンは設立６年で３つのRNAi治療薬の自社販売を開始。いずれも患者数1000人未満の希少疾患に対する画期的新薬だが、いよいよ患者数数千人から数万人の“スペシャリティ領域”に参入し、組織の拡大も進める計画だ。このほど本誌インタビューに応じた日本法人の岡田裕社長に、今後の事業戦略や求める人財像を聞いた。（神尾裕）世界トップクラスのバイオテクノロジー企業へ－アルナイ...