質と効率性を高める医療DXを追求し誰もが働きやすい職場づくりを目指す
医療DXの推進/杉並PARK在宅クリニック
公開日時 2025/09/01 00:00
生産年齢人口の減少や働き方改革を受けて、働き手の不足が深刻化している。医療機関は今後、今以上に少ない人員で、多くの患者を診るための仕組みづくりが求められるのは必定だ。こうした状況を見据え、東京都杉並区にある杉並PARK在宅クリニックでは、2021年の開業時から、診療現場はもちろん、マネジメント分野についても積極的にDXを導入してきた。その結果、業務の属人性排除や効率性の向上、マニュアルの整備や人事評価システムの構築、残業時間の削減といった成果を挙げている。(医療ライター清水大輔)医療DXの目的は属人性の排除と効率性の向上東京都杉並区にある杉並PARK在宅クリニックは訪問診療をメインとするクリニックだ。田中公孝院長と看護師、ソーシャルワーカー、診療アシスタント、事務職等、計7人体制で約70人の...