【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

IQVIAジャパン 治験参加候補者スクリーニングのDX化で京大病院と共同研究 業務効率化・NW化を検証

公開日時 2025/08/28 04:50
IQVIAジャパンは8月27日、京都大学医学部附属病院と治験参加候補者スクリーニングのDX化に関する共同研究を始めたと発表した。共同研究では、スクリーニング業務の効率化とネットワーク化を進めるIQVIAのソリューション「Inteliquet」を活用。京大病院のほか、大阪赤十字病院と神戸市立医療センター中央市民病院も加えた3施設で複数施設ネットワーク化も含めた効果検証を進める。

Inteliquetは、IQVIAが蓄積してきた治験オペレーションにおけるインサイトと、医療情報システムの技術・知見、非構造データの変換技術などを融合したソリューション。治験デザインの高度化や登録条件の複雑化にも対応し、迅速な患者登録に向けて治験施設の環境整備・構築を支援する。米国では、1件当たり平均2~3時間費やされていたスクリーニングの業務時間が5~10分に短縮されたり、患者登録が2倍以上に効率化されたりといった事例もあったという。

IQVIAでは、24年度にも京大病院と日本の医療情報体制に適合した治験参加候補者スクリーニングのシステム構築に向け、単施設で妥当性の検討を行っている。その結果、既存システムに比べて条件に合致する患者の抽出がこれまで以上にできるなど、労力軽減への可能性が示唆された。

◎大阪赤十字病院、神戸市立医療センター中央市民病院も含めた3施設で実施

ステップ2となる今回の共同研究では、京大病院に加え、大阪赤十字病院と神戸市立医療センター中央市民病院も含めた3施設で実施する。Inteliquetを活用した複数施設のネットワーク化や効率化を通じて効果を測る考え。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(3)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
ボタン追加
【MixOnline】記事ログ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー