田辺ファーマ 26年12月に東京本社を芝浦へ移転 柔軟な働き方で「シンプルかつ生産性高いオフィスに」
公開日時 2025/12/02 04:51

田辺ファーマは12月1日、東京本社と飯田橋事務所を移転すると発表した。移転時期は、2026年12月の予定。新オフィスでは、社員自らが働く場所を自由に選択できるなど、柔軟な働き方を実現。「シンプル、かつ生産性の高いオフィス」を目指しており、個人や組織の垣根を超えたコラボレーションを通じて、イノベーションの創出を促す。
現在、東京本社はパレスビルに構えるが、三菱ケミカルグループから貸与されており、25年7月の旧・田辺三菱製薬売却に伴うオーナー変更を受けてオフィス移転となった。新東京本社には、現在の東京本社・飯田橋事務所の全従業員がそのまま移動する予定。
働き方の変化に柔軟に対応するため、従業員が業務内容に応じて働く場所を選べるフリーアドレス方式を採用。さらに、移動可能なテーブルや椅子を備えた「コラボレーションエリア」や、ソファやハイテーブルを配置した「カフェエリア」を設け、従業員同士の積極的なコミュニケーションを促進し、エンゲージメント向上とイノベーション創出につなげる考えだ。
なお、移転先の新住所は下記の通り。
新東京本社所在地:東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 20階
同社はこの日から商号を「田辺ファーマ」へ変更した。オフィス移転について、「“病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。”のMISSIONのもと、一人ひとりが主体的にイノベーションを生み出し、全社一丸となって挑戦を加速させていく」とコメントしている。