病床機能をフル活用できる体制づくりに力を注ぐ
医療法人社団千秋会 田中吉祥寺病院(東京都練馬区)
公開日時 2025/10/01 00:00
レポート/地メディ転換のインパクトを探る 救急の受け入れ実績などを踏まえれば、地メディを届出しやすい入院料は急性期一般入院料1(7対1)の病床であろう。ここで紹介する病院は、いずれも7対1だった病棟からの転換である。これらの事例から、地メディを届け出る目的や、経営的なメリット、地域医療における影響などをレポートする。(富井和司)レポート2積極的な救急受け入れで地域でのプレゼンス向上高齢者救急の受け入れ推進と稼働率改善に向け転換を決意田中吉祥寺病院は1966年、全国初という脳神経外科単科診療所が前身であり、現在は脳神経外科のほか、整形外科や救急科、リハビリテーション科を標榜し、整形疾患や脳神経疾患をメインとする二次救急指定病院。地域包括医療病棟(地メディ)への届出が可能になった202...