人口規模に応じた急性期拠点機能の絞り込み始まる?
医療機関機能と地メディの整備状況
公開日時 2025/10/01 00:00
一方で地メディの届出数はじわじわと増加「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」が7月に発足し、新たな地域医療構想策定ガイドラインに関する検討がスタートした。その中で医療機関機能の考え方も示されており、医療現場ではそれぞれの機能をどこが担うかなどの駆け引きも行われているようだ。また、制度発足直後は停滞気味だった地メディの届出についても若干ではあるが勢いが付き始めている。経営面で逼迫し、背に腹は代えられないという状況が機能再編を後押ししているとも考えられる。(富井和司)人口30人万程度の地域では急性期拠点機能は1つのみ?新たな地域医療構想では、85歳以上を中心に高齢者数が2040年頃にピークを迎え、医療・介護の複合ニーズを有する高齢患者の増加が見込まれていることを踏まえ、「治す医療」から「治...