BMS CAR-T治療当事者の声を動画で発信 「生きる形 CAR TALK」 患者の新たな一歩を後押し
公開日時 2026/01/20 04:49

ブリストル・マイヤーズ スクイブは1月14日、CAR-T細胞療法を経験した患者やその家族、医療関係者が思いを語る動画「生きる形、CAR TALK」を公開したと発表した。動画ではパペットが登場し、主治医や当事者などそれぞれの話に合わせて表情豊かに動く演出によって、出演者の気持ちをリアルに伝えている。同社は、動画を通じて患者や家族が抱える不安や悩みに寄り添い、安心感を届けることを目指している。現在は3エピソードを公開しており、今後も新たなエピソードを追加して展開していく予定だ。
(画像提供:ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社)
公開された動画には、多発性骨髄腫や濾胞性リンパ腫などの治療としてCAR-T細胞療法を経験した当事者が登場。進行役は、自身も希少がんを経験したNPO法人がんノート代表理事の岸田徹氏。一つの動画では、悪性リンパ腫経験者の男性が、診断時に医師から「余命一年」と告げられ、「先ほどまで仕事をしていた」と言い合いになったと振り返った。CAR-T細胞療法を受け現在は経過観察中で、「90歳まで長生きしたい」と目標を語り、愛犬との旅行を楽しみにしている様子や、病気を機に家族の絆が深まったことなどが紹介されている。
こうした動画が公開された背景には、CAR-T細胞療法について、治療可能な医療機関や情報が限られており、不安や疑問を抱く人が多い現状があるという。同社は、動画を「実際に治療を受けた方やご家族、医療従事者のリアルな声を通じて、治療選択や周りの方とのコミュニケーションなど、患者さんの新たな一歩を後押しする」コンテンツだとし、視聴を通じて、「治療を検討される方やご家族の支えになれば」としている。