ヒトの医療を動物へ「恩返し」
産婦人科医 尾崎 康彦 さん
公開日時 2026/04/01 00:00
産婦人科の知見で類人猿を救う尾崎教授の挑戦産婦人科医として診療を行いながら、その知見を動物福祉に活かしている医師がいる。名古屋市立大学医学部の尾崎康彦特任教授だ。尾崎教授は30年以上前、愛知・東山動植物園から「妊娠はするが流産を繰り返すオランウータンがいる」と相談を受けたことがきっかけで類人猿の治療に携わるようになった。現在は動物を「増やすこと」だけでなく「一日でも長く健康に過ごしてもらうこと」へと目的が変化してきたという。2025年には台湾・台北市立動物園から要請を受け、不育症のオランウータンに対する妊娠・出産をサポートしている。一連の活動を「HumanFeedbackProject」と名付けて尽力する尾崎教授に、今後の展望を聞いた。(早瀬悠里)〔略歴〕尾崎康彦(おざき・やすひ...