創薬力強化 投資家が注目する“目利き人財” の確保
公開日時 2026/07/01 00:00
編集長沼田佳之「日本には、世界屈指の基礎研究やアカデミアの強みがある。それを商業的な価値や社会実装へと接続する段階で大きく目減りしている」――。中外製薬名誉会長で日本国際創薬エコシステム協会(J-iDEA)代表理事の永山治氏はこう指摘する。21世紀も四半世紀を過ぎ、製薬産業の主戦場はバイオ創薬に移った。日本の創薬力低下の背景について永山氏は、「創薬シーズと実用化の間にある“死の谷”を超える支援と社会実装の構造が欠落している」と指摘する。分断されたバリューチェーンを一気通貫でつなぐハブ機能を担う考えも明かした。もう一つ重要なことがあるという。それは“ヒト”だ。目利きの効く製薬OBやアカデミアを採用し、投資家も巻き込みながらハンズオンで日本の起業家...