アステラス製薬 NK3受容体拮抗薬・フェゾリネタント 閉経に伴う血管運動神経症状を対象に承認申請
公開日時 2026/08/17 04:49
アステラス製薬は8月7日、ニューロキニン3(NK3)受容体拮抗薬・フェゾリネタントについて、閉経に伴う血管運動神経症状(VMS)を対象疾患に承認申請したと発表した。承認された場合、フェゾリネタントは閉経に伴うVMSを有する女性に対する、NK3受容体を標的とした、日本で初めての非ホルモンの治療選択肢となる。
今回の申請は、日本人女性を対象に実施した2つの第3相STARLIGHT試験を含む日本での臨床試験、およびグローバルでの臨床試験から得られたデータに基づく。
VMSは、顔や首、胸が熱くなる感覚や、突然の激しいほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗や寝汗等を特徴とする、閉経に伴う一般的な症状のこと。フェゾリネタントは、体温調節に関与する経路であるKNDy(キスペプチン/ニューロキニンB/ダイノルフィン)ニューロンに結合するニューロキニンB(NKB)を阻害するよう設計されている。現在、閉経に伴う中等度から重度のVMS治療薬として、48カ国で承認されている。