武田薬品 エンタイビオで一変申請 成人患者の維持療法の投与間隔短縮、小児適応の追加で
公開日時 2026/08/03 04:45
武田薬品は7月28日、エンタイビオ点滴静注用300mg(一般名:ベドリズマブ(遺伝子組換え)について、成人患者に対する投与間隔短縮の用法追加と、中等症から重症の潰瘍性大腸炎及び活動期クローン病の小児患者に係る用法・用量追加を一変申請したと発表した。小児の用法追加は、厚労省から希少疾病用医薬品の指定を受けている。
同剤は日本で、中等症から重症の潰瘍性大腸炎(UC)と活動期クローン病(CD)の成人患者に対し、1回300mgの初回投与後、2週、6週に投与し、以後8週間隔投与(=維持療法)の用法・用量で承認されている。ただ、一部の患者では維持療法中に効果減弱が見られる場合があり、今回、維持療法における4週間隔投与に係る用法追加を一変申請した。
中等症から重症のUCや活動期CDを有する小児患者は、成人患者と比べて治療選択肢が限られており、同剤が新しい選択肢となる可能性がある。
ベドリズマブは、UC及びCDで利用可能な唯一の腸管選択的生物学的製剤。α4β7インテグリンに特異的に結合し、主として腸管の内皮細胞に発現するMAdCAM-1との相互作用を阻害する。