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パクリタキセル 胃がんへの週1回投与法追加 GEも公知申請

公開日時 2015/04/22 03:50

抗がん剤パクリタキセルの用法・用量に、胃がんに対する週1回投与法を追加する公知申請を、ジェネリック(GE)を扱うメーカーも行った。週1回投与は欧米では標準的療法として定着しているとして日本臨床腫瘍学会が厚労省に用法・用量の追加を要望し、同省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」も、その必要性を認めていた。半年程度で承認されると見込まれる。

 
胃がんへの週1回投与法については、先発品タキソール(ブリストル・マイヤーズ)に対し、厚労省の薬食審・医薬品第二部会が3月に公知申請することを了承していた。同省はGEを扱うメーカーに対しても先発品と同様に申請することを促していた。沢井製薬、ホスピーラ・ジャパン、日本化薬がこれまでに公知申請したことを発表している。
 
現行は「1日1回210mg/m2(体表面積)を3時間かけて点滴静注し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す」だが、公知申請した投与法は「1日1回80mg/m2(体表面積)を1時間かけて点滴静注し、週1回投与を3週連続し、少なくとも2週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す」というもの。
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