沢井製薬・日医工 アトルバスタチンが特定製法変更迅速審査の承認を取得 協業で製造所を集約化
公開日時 2026/06/26 04:51
沢井製薬と日医工は6月25日、「アトルバスタチン錠5mg/10mg」について、製造所集約にかかわる特定製法変更迅速審査の承認を取得したと発表した。製造所を沢井製薬の工場に集約し、日医工の屋号を残して両社とも販売は継続する。両社は、2025年9月に後発品の品目統合と製造所集約に向けた協業に合意したことを発表。生産リソースの最適化を進めており、今回が初の実績となる。
同剤は、6月中旬に特定製法変更迅速審査の承認を取得した。特定製法変更迅速審査は、医薬品の安定供給を確保するため、医薬品の品目統合等に伴う製造方法等の変更手続に係る手続きを迅速化する目的で設けられた。通常の申請では薬事手続きに6か月かかるが、標準的事務処理期間を約1.5か月に短縮する特例措置となっている。今回のアトルバスタチンもマル特製法申請を行い、「約1.5か月」で承認取得に至ったとしている。両社は「今後も順次、対象品目の拡大を進める」としている。
◎協業を検討する品目数は45成分77品目
現在、品目統合や製造所の集約など協業を検討している品目数は45成分77品目(2026年6月現在)。なお、協業を発表した25年9月時点で検討していたのは15成分30品目だった。
協業では、両社が有する製品ポートフォリオと生産基盤を活用し、重複する品目の統合や製造所の集約を進めることで生産品目数の最適化を図る。これにより、生産品目切り替え回数の削減、設備稼働率の向上を実現し、生産効率の改善が期待されるとしている。