【速報】武田薬品 シャイアーの買収合意 7兆円規模 世界第9位のグローバルカンパニー誕生

公開日時 2018/05/08 16:15
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武田薬品は5月8日、アイルランド・シャイアー社との買収で合意したと発表した。買収金額は7兆円規模(460億ポンド、約6兆8000億円)で国内過去最大。買収により、売上高は3兆円を超え、世界第9位のグローバルカンパニーが誕生することになる。統合後、武田薬品の株主は約50%の株式を保有することになる。クリストフ・ウェバー代表取締役社長CEOは、「シャイアー社の高度に補完的なポートフォリオとパイプライン、さらには経験豊富な従業員が加わることで、さらに強いタケダへの変革が加速する」と自信をみせた。

武田薬品の医療用医薬品事業の17年度の売上収益見込みは1兆7450億円、シャイアー社は144億ドルで、3兆3000億円規模となる見通し。

オンコロジー、消化器系疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)を重点領域に据える武田薬品にとって、消化器系疾患やニューロサイエンスの領域を相互に補完する。さらに、シャイアー社が血友病やADHDなど希少疾患や血漿分画製剤におけるリーディングカンパニーとなる。シャイアー社の強みである米国市場でのプレゼンスが増すことになる。さらに、統合後3事業年度の終わりまでに年間少なくとも14億米ドルの経常コストシナジー効果を見込む。


◎シャイアー社・kilsby会長「広域拠点を有すバイオ医薬企業誕生の一翼を担う」

シャイアー社のSusan kilsby会長は、「今回の統合により、さらに強靭な、豊富な研究開発パイプラインと世界各地に広範な拠点を有するバイオ医薬品企業誕生の一翼を担う」とコメント。Flemming OrnskovCEOは、「統合により株主に最善の利益をもたらし、さらに世界中の希少かつきわめて特異的な症状を有するより多くの患者さんに、人生をよりよく提供できると考えている」とコメントしている。

武田薬品は今年3月以降、5回にわたり買収提案を行ってきた。最終的に、シャイアー社1株当たり約48.17ポンド(4月23日のレート換算では49.01ポンド)。30.33米ドルの現金と0.839の新株式もしくは1.678のADR取得することができる。買収後の武田薬品の株式は、東京証券取引所に加え、ニューヨーク証券取引所にADRプログラムを上場する唯一の製薬企業となる。これまでシャイアー社が上場してきたロンドン証券取引所での上場は廃止する。買収は2019年上期(1~6月期)に完了する予定。

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