日本リリー・ジョンソン社長 兵庫県、神戸市、WHO神戸センターと「健康寿命の延伸」で協働

公開日時 2018/07/17 03:52
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日本イーライリリーのパトリック・ジョンソン代表取締役社長は7月13日、同社の新社屋完成記念セレモニーの挨拶で、兵庫県、神戸市、WHO神戸センターと同社の4者が協働し、地域住民の健康寿命の延伸に向けた取り組みを開始すると発表した。地域の健康事業を担う自治体と、医療・医薬の研究を行うWHO、製薬企業がそれぞれの知見を活かした活動を展開するというもの。その第一弾として「人生100年時代をイキイキと生きるために」をテーマに市民公開講座を同日午後に新社屋で開催した。


健康寿命の延伸は、政府の掲げる成長戦略の柱の一つに掲げられるもの。6月15日に閣議決定された「骨太方針2018」、「未来投資戦略2018」に明記されている。国の目指す方向としては、地域住民の健康状態や服薬履歴などを本人や家族が随時確認できだけでなく、健診、診療、投薬情報を医療機関間で共有できるなど、次世代ヘルスケアシステムの基盤構築プロジェクトを全国の自治体に広める方針だ。


◎「健康寿命の延伸に寄与することが責務」パトリック・ジョンソン社長


パトリック・ジョンソン社長は挨拶で、「研究開発型のグローバル製薬企業として、兵庫県神戸市に本社を置き、日本の研究開発型製薬企業を牽引したいと」と強調。「革新的製品を提供するにとどまらず、医療・健康に関する多様なステークホルダーの声に耳を傾け、患者さんや彼らを取り巻く環境への理解をより深めながら、情報提供や患者支援などの多面的な活動を通じ、地域の皆さまの健康寿命の延伸に寄与することが責務だと感じている」と述べた。


なお兵庫県は、2017年3月に制定した健康づくり推進プランに基づき、県民、行政、企業の連携による「健康ひょうご21大作戦」を推進しているところ。神戸市は、2017年7月に「健康創造都市KOBE推進会議」を設立し、健康づくりに関する施策を企業や市民と協働して進めている。


◎新社屋完成記念セレモニー・社長が新社屋名の由来を紹介


同日は新社屋完成記念セレモニーが本社10階で開催された。パトリック・ジョンソン社長は挨拶で、新社屋名「LILLY PLAZA ONE BLDG.」の由来に触れ、50の候補から社員が選んだことを明らかにした。名称の意味について、「社員がワンチームでやっていくだけでなく、地域・コミュニティーの皆さま、パートナーと一緒にやっていくというという強い意志を込めている」と強調した。


祝辞を述べた兵庫県の井戸敏三知事は、「もともとこのビルの話が出る前に、本社が別のところに移転する話があった。そこで慌てたのが私と久元神戸市長でありまして…」と明かした。知事は続けて、「県と市が相談して必死の引き留め工作を行った。私もリリーの米国本社に3回くらい手紙を書いた。その効果があったかどうかはともかく、最後に決めたのは神戸を愛する社員の皆さんの気持ちだったと思う。その意味で大変喜んでいる」と挨拶した。

 

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