小野薬品・18年度第2四半期 オプジーボ売上11.9%増 11月の37.5%薬価下げも通期予想据え置き

公開日時 2018/11/02 03:51
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小野薬品は11月1日、2019年3月期第2四半期(4~9月)決算を発表し、業績をけん引する抗がん剤オプジーボが二桁増となったことなどで製品商品売上高は1050億円、前年同期に比べ7.8%増だった。オプジーボは4月の薬価改定で用法用量変化再算定が適用され薬価を23.8%引き下げられたが、非小細胞肺がんや胃がん適応を中心とする処方量拡大で、売上は11.9%増だった。通期では、11月の用法用量の変更に伴う37.5%の薬価引き下げを受けつつ、腎細胞がんなどへの適応拡大もあり、900億円(前年同期比0.1%減)の当初計画を据え置いた。

オプジーボは、競合薬のキイトルーダ(MSD)やテセントリク(中外製薬)の追い上げが厳しくなり始めているという。その中で、薬価改定の影響を約40%の数量増でカバーした。製品商品売上高は、オプジーボのほか、新薬の関節リウマチ治療薬オレンシアは26.8%増、SGLT-2阻害薬フォシーガは33.1%増、甲状腺機能亢進症治療薬パーサヒブがほぼ倍増の98.8%増とそれぞれ伸長。主要な長期収載品の二桁減収の影響を吸収し、7.8%の増収を確保した。

通期計画は、オレンシアで5億円、フォシーガで15億円上乗せする。しかし、長期収載品の骨粗鬆症治療薬リカルボンは20億円引き下げるため、通期予想の2060億円は据え置き、17年度実績とほぼ横ばいとした。

連結業績は、オプジーボなどのロイヤルティ収入が153億円増の394億円となり、18.9%の増収、36.0%の増益となった。通期予想は増収増益で、今回上方修正した。

【連結業績 (前年同期比) 18年度予想(前年同期比)】

売上高 1443億9500万円(18.9%増) 2800億円(6.9%増)←修正前2770億円
営業利益 351億5100万円(31.2%増) 635億円(4.6%増)←修正前615億円
親会社帰属純利益 288億4500万円(36.0%増) 520億円(3.4%増)←修正前505億円
 
【主要製品国内売上高(前年同期実績) 18年度予想、億円】
オプジーボ 454(406)900
グラクティブ 137(137)260
オレンシア 86(68)170←修正前165
フォシーガ 70(53)145←修正前130
オパルモン 55(75)105
イメンド/プロイメンド 53(50)105
リカルボン 44(54)75←修正前95
リバスタッチパッチ 45(45)90
カイプロリス 26(27)65
パーサヒブ 27(14)55
オノンカプセル 19(24)45
オノアクト 22(27)40
ステーブラ 19(21)35
オノンドライシロップ 12(15)25
*いずれも仕切価格(出荷価格)ベースでの売上収益
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