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武田薬品 幹部社員の早期育成で公募制「アジャイルプログラム」導入 社会人経験8年未満の従業員が対象

公開日時 2021/01/12 04:53
武田薬品はグローバルで活躍する幹部社員の早期育成を目的とした従業員公募制を導入した。「アジャイルプログラム」と呼ばれる人事施策。応募資格は、ジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)と日本オンコロジー事業部 (JOBU)に所属し、社会人経験(タケダ内外含む)が8年未満の従業員。募集人員は若干名とし、20年度中に募集し、21年度からプログラムを実施する。岩﨑真人・取締役JPBUプレジデントは、「当社のビジネスをけん引する次世代のリーダーを日本から早期に輩出するためのさまざまな取り組みを進めている。今回のプログラムでその流れが一層加速すると期待している」とコメントした。

同社の国内ビジネス部門は、①戦略投資の加速化(STRATEGY)、②機動性のある組織の構築(AGILITY)、③変革を支えるための組織力の向上(PEOPLE)-を3つの柱にビジネスの変革を進めている。(関連記事

◎「機動性のある組織の構築」の一環 国内外で複数ジョブローテーションを経験

1月8日に同社が発表した「アジャイルプログラム」は、「機動性のある組織の構築(AGILITY)」の一環として実施するもの。国内外での複数のアサイメント、トレーニングなどを通じて、リーダーに求められる視野や知識を習得する。具体的には、シニアマネジメントによるスポンサーシップのもと、海外を含む複数のジョブローテーションを経て、リーダーに求められる俯瞰的な視野や体系的な知識について実践を通じ習得する。

◎修了後は部門の中核となるマネジャーポジションに

同社は、多様なバックグラウンドを持つグローバルの従業員と働くことで、「グローバルな環境下においても成果を出すために必要なスキルやリーダーシップを身に付ける」ことに期待感を示す。プログラムは、6年~8年を想定しており、修了後は、各部門の中核となるマネジャーポジションなどに就く。同社は、「将来の経営層になるためのさらなる経験を積むことが期待される」と強調した。なお、同プログラムは今後も継続的に募集することにしている。

◎グローバル等級制度、報酬制度、年金制度なども検討

なお、同社はグローバル等級制度の導入や報酬制度、年金制度などの諸制度についても検討を進めており、国内の人事制度の次のステージへの移行に取り組む方針。


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