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エーザイとグループ会社 不正アクセスで取引先情報が漏洩の可能性 プロジェクト等のTeams招待者含む

公開日時 2023/05/23 04:50
エーザイと子会社・関連会社のEAファーマ、カン研究所、サンプラネットは5月19日、外部からの不正アクセスにより一部取引先関係者の情報が漏洩した可能性があると発表した。同社グループの海外法人の社員アカウントを不正使用した外部者から、4月28日付で同社グループのクラウドプラットフォーム上の一部情報に不正アクセスがあり、当該情報に取引先関係者の氏名やメールアドレスが含まれる可能性が確認された。漏洩した可能性のある取引先には、当該メールアドレス宛に、お詫びとお知らせを送付。また、専用の問い合わせ窓口を設置した。

◎同社管理のMicrosoft製品またはID管理システムにユーザー登録した取引関係者

漏洩の可能性のある取引先関係者は、2018年5月から2023年4月に同社が管理するMicrosoft製品またはID管理システムに、業務上の目的のためにユーザー登録した方。具体的には、①同社ら管理のMicrosoft Teamsにプロジェクト等で招待された方(単にTeams会議に招待された方は対象外)、②同社ら管理のMicrosoft SharePointへのアクセス権を付与された方、③同社ら管理のMicrosoft 365 グループ(メーリングリスト)に登録された方、④同社ら管理のID管理システムに登録された方(業務委託会社等)-。

◎海外関連会社を含むグループ全体として約1万1000件の情報が対象

同社によると、海外関連会社を含むグループ全体として約1万1000件の取引先関係者の情報が対象となっており、その一部が国内グループ企業である同社らの取引先関係者の情報である可能性が高いという。なお、セルフケア商品の通信販売やキャンペーンなど一般生活者の情報は該当しない。漏洩の可能性のある個人情報は、氏名(登録されていた場合のみ)および同社らとの業務上使用されたメールアドレスのみ。その他の情報について漏洩の可能性はない見通しだ。

今後の対応について同社は、直ちに不正アクセスの遮断と対処、同社グループのネットワークに対する監視強化を実施した。加えて流出した可能性がある情報のモニタリングを継続している。同社としては、引き続き、被害状況及び原因の解明を進めていくとしており、個人情報保護委員会への報告等、各国規制に沿った対応を実施したことを明らかにしている。
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