エーザイ 抗PD-1抗体・Serplulimabの国内での商業化契約締結 中国・Henlius社と
公開日時 2026/02/09 04:48
エーザイは2月5日、Shanghai Henlius Biotech(中国・上海)との間で、抗PD-1抗体・Serplulimab(一般名)の日本における独占的商業化および共同独占的開発・製造のライセンス契約を締結したと発表した。Serplulimabは中国と欧州で進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)などの適応で承認されており、日本でもES-SCLC に対する臨床第2相試験をブリッジング試験として実施中で、2026年度中の申請を予定している。
契約に基づき、エーザイはHenlius社に対して、契約一時金として7500万ドルに加えて、薬事マイルストンペイメントとして最大8001万ドル、販売マイルストンペイメントとして最大2億3330万ドルを支払う。また、売上に応じて2桁%のロイヤルティを支払う。
エーザイの遊佐寿彦執行役・日本事業担当は、「日本においても、開発が進むES-SCLCや非高頻度マイクロサテライト不安定性(非MSI-High)転移性大腸がんのほか、その他の難治性の高いがんに対する有望な治療薬となることを期待している」と述べた。
Serplulimabは、Henlius社が自社開発した新規抗PD-1モノクローナル抗体。中国では扁平上皮非小細胞肺がん(sqNSCLC)、進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)、非扁平上皮非小細 胞肺がん(nsNSCLC)、食道扁平上皮がん(ESCC)、EUではES-SCLCを適応症としてそれぞれ承認されている。日本ではHenlius社がES-SCLCに対する臨床第2相試験をブリッジング試験として実施中で、中国および欧州における臨床第3相試験の結果と合わせて、26年度中の申請を予定。さらに、非MSI-High転移性大腸がんに対する臨床第3国際共同試験も実施中であり、今後新たな適応症に向けた開発も計画している。