2011/02/28
ペットとの交流とくに親密なスキンシップがひとのホルモン分泌にポジティブな影響を与えることはすでに実証されている。具体的にはペットとのスキンシップは、ひとのコルチゾール(cortisol)を減じてストレスを軽減し、プロラクチン(prolactin)やオキシトシン(oxytocin)さらにはセロトニン(serotonin)を増加させて情緒を安定させ、気分を高揚させる効果がある。興味深いことに効果は相互的で、身体的及び精神的な安定や回復力に及ぼす効果は、人間の患者だけでなくペットにも同様に認められることが分かっている。(ジャーナリスト・西村由美子)