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ノボ・アイラセン社長 GLP-1週1回製剤登場でビクトーザ「影響は限定的」

公開日時 2012/02/22 04:02

ノボ ノルディスクファーマのクラウス・アイラセン社長は2月21日、東京都内で事業展開について記者会見を行った。日本で今年中にも他社からGLP-1受容体作動薬の週1回製剤が登場する見通しにある中で、同社のGLP-1受容体作動薬ビクトーザ(1日1回投与)への影響について話した。同社長は「欧州ではすでに週1回製剤が投入されているが、現時点では弊社の製品への影響は限定的である」と述べ、日本での影響も同様であることを示唆した。

週1回製剤は日本イーライリリーが開発を進めており、24日の薬食審医薬品第一部会で審議される予定。アイラセン社長は、週1回製剤、1日1回製剤のいずれかを使うかは、有効性や安全性、利便性、手間、コンプライアンスなど「考慮すべき点がある」と指摘し、利便性以外の様々な観点から比較検討されるべきだとした。同社は海外で週1回製剤(開発コード:NN9535)を開発中でフェーズ2の段階だが、日本では臨床上の有用性含め開発検討中という。

リウマチなど炎症領域への本格参入視野

同社長は、海外で関節リウマチやクローン病を対象にした抗体医薬の臨床開発プロジェクトが複数あることに対する質問に答え「炎症領域は医学的なニーズが大きく、タンパクに関する弊社の専門技術が必要できる領域」と述べ、日本を含めて将来的に炎症領域への参入が視野にあることを明らかにした。この日、6プロジェクト(フェーズ2と1、各3つずつ)あることを公表したが、日本ではいずれも「検討中」。

同社長は「日本でのニーズ、開発に関する活動を評価した上で検討していきたい。ただ、弊社にとって日本は世界で二番目に大きな市場であり、開発しないと判断した場合には具体的な説明が必要になる」と述べ、開発への意欲を強くにじませた。

科学情報の提供を強化 適正使用の徹底や育薬などが狙い

同社はこの日、医療現場に対する、疾患や製品の科学情報の提供を強化していることを明らかにした。会見に同席した杉井寛開発本部長によると、適正使用の徹底や育薬などを目的に、11年1月から開発本部の中に、臨床開発(クリニカル)、学術(メディカル)、薬事(レギュラトリー)の担当者からなる統合部隊「C,M,R」を設置し、医療現場で必要とされる科学情報の提供をする、いわばメディカルサイエンスリエゾンの役割を担う。営業組織とは一線を画すという。杉井氏は「メディカル部門ではITを使って幅広く情報提供することを現在検討している」と述べた。具体的な手段、開始時期は明らかにしなかった。


 

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