子宮頸がん予防の会調査 女子大生の9割「子宮頸がんをよく知らない」
公開日時 2009/01/22 23:00
医師による子宮頸がんの啓発団体の「子宮頸がん予防の会」が都内の女子大生
86人を対象に調査を行ったところ、子宮頸がんについて「名前も病気も知って
いる」と回答したのが8.1%と1割に満たなかったことが明らかになった。「
名前だけ知っているが病気は知らない」が51.2%、「初めて知った」が40.7%
と、ほとんどが病気について知らないという。
また、子宮頸がん検診については「受けたことがある」がわずか3.5%にとど
まり、「受けたことがない」が81.4%と大半を占めた。検診を受けていないと
回答した女子大生に理由を聞いたところ「今まで受けるきっかけがなかった」
が48.6%と半数近くに上り、「検査内容がよく分からない」が40.0%、「検診
の案内がなかった」が38.6%となった。