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化血研とGSK 日本で細胞培養新型インフルワクチン共同開発へ

公開日時 2009/09/24 04:01

化学及血清療法研究所(化血研)、グラクソ・スミスクライン(GSK)日本法人、GSKバイオロジカル(ベルギー)の3社が、細胞培養技術による新型を含むインフルエンザワクチンを日本で共同開発することになった。細胞培養を用いることで、ワクチンを鶏卵から製造するのに比べ数ヵ月早く大量に製造できるといわれる。実用化には3~5年程度はかかるといい、将来的な流行を見越した取り組みといえる。

共同開発契約は8月31日に締結した。細胞培養技術は化血研、GSKも共にもっており、それにGSKの免疫を増強するアジュバント技術を活かす。開発は化血研が中心になって行うという。なお、化血研とGSKは新型インフルエンザワクチンの新しい生産技術でも共同開発契約をしている。

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