久光の第2四半期 増収減益 販管費の増が影響
公開日時 2009/10/01 04:00
久光製薬が9月30日に発表した10年2月期第2四半期(3月-8月)決算は、主力の経皮吸収型の消炎症鎮痛剤モーラステープ群が6.3%増と全体を牽引して1.9%の増収となったものの、売上原価率の上昇とMR増員や販促経費の増加などによる販管費が20億円近く増えたことなどが影響し、14.7%の減益となった。通期は増収増益を見込む。
【連結業績(前年同期比) 通期見込み(前年同期比)】
売上高 648億100万円(1.9%増) 1286億円(3.2%増)
営業利益 155億9200万円(8.0%減) 328億円(0.8%増)
経常利益 160億7700万円(8.6%減) 331億円(1.9%増)
純利益 95億6900万円(14.7%減) 198億円(3.6%増)
【単体売上(前年同期比)、億円 通期見込(前年同期比)、億円】
モーラステープ群 377.35(6.3%増) 763.50(6.2%増)
モーラスパップ群 58.93( 6.5%減) 112.00(6.6%減)
ナボール群 11.51(14.3%増) 20.00(0.2%減)
エストラーナ 4.92(72.6%増) 9.00(19.8%増)
インサイドパップ 4.32(16.4%減) 8.00(16.1%減)
訂正(10月1日午後2時30分)
モーラステープ群の第2四半期売上の伸び率が6.2%とありましたが、正しくは6.3%です。