【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

久光 米国でフェンタニル後発品の承認取得 医療用薬の米国第1号製品

公開日時 2009/10/20 04:00

久光製薬は10月19日、米国FDAから経皮吸収型持続性慢性疼痛治療薬フェンタニル(一般名)の後発医薬品の承認を16日付(米国時間)で取得したと発表した。製品名は「Fentanyl Transdermal System」。同社にとっては米国初の医療用医薬品の承認取得で、同社は「米国処方箋薬市場進出への大きな第一歩」とコメントした。

久光は、ケトプロフェン含有経皮吸収パッチ剤「HKT-500」(国内製品名「モーラステープ」)を米国で12年度に承認取得し、自社販売することが最重要の経営課題となっている。このため今年8月末には、医療用外用剤に強みを持つ米国製薬企業ノーベン社を買収した。今回のフェンタニル後発品の承認取得は、今後に続く新薬の申請・承認取得とは若干異なるものの、「FDAとの交渉ノウハウが得られた」(久光広報室)としている。

フェンタニル後発品は久光が開発から承認取得まで行い、米国販売はカナダの後発品メーカー「アポテックス」の米国子会社が独占的に実施する。製造は久光の米国工場で行う。同剤は中等度から高度の慢性疼痛をコントロールすることを目的とした72時間持続製剤。米国フェンタニルパッチ市場は08年度で約12億ドルという。

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル

関連するファイルはありません。

【MixOnline】キーワードバナー
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(5)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事

一緒に読みたい関連トピックス

記事はありません。
ボタン追加
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー