大正富山医薬品は１月12日、ニューキノロン系経口抗菌剤オゼックス細粒小児用15％（一般名：トスフロキサシントシル酸塩水和物）を発売する。難渋するという小児の肺炎、中耳炎の治療などに用いる。

富山化学が90年から販売しているオゼックス錠を、今回小児用細粒として開発したもの。富士フイルムグループの富山化学が10月に製造販売承認を取得し、同社と大正製薬が共同出資した販売会社の大正富山が販売する。売上予測は、中医協に提出された資料によると、初年度1.1億円、ピーク時の５年目に14.3億円。