中医協 市場拡大再算定 ヌーカラは10.1%引き下げ ヒフデュラは15%引き下げ 11月1日適用
公開日時 2026/08/06 04:50
中医協総会は8月5日、グラクソ・スミスクラインのヌーカラ皮下注、アルジェニクスジャパンのヒフデュラ配合皮下注、サノフィのデュピクセント皮下注の3製品の薬価を11月1日付で引き下げることを了承した。ヌーカラとヒフデュラは、いずれも市場拡大再算定の要件に該当。ヌーカラは薬価を10.1%引き下げ、ヒフデュラは15.0%引き下げることになった。デュピクセントは持続可能性特例価格調整(旧・市場拡大再算定の特例)に該当したが、希少疾病に係る加算や小児適応に係る加算といった補正加算が付き、薬価は3.7%引き下げとなった。
ヌーカラは2024年8月に「鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)」の効能が追加された。ヒフデュラは24年12月に「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎」の効能が追加された。両剤とも、NDBデータに基づく検討を行ったところ、年間販売額が350億円超かつ、基準年間販売額の2倍以上という要件に該当し、市場拡大再算定の対象になった。
デュピクセントは25年3月に「慢性閉塞性肺疾患(既存治療で効果不十分な患者に限る)」の効能を追加。NDBデータに基づく検討を行ったところ、年間販売額が1500億円かつ、基準年間販売額の1.3倍以上に該当した。同剤は再算定にあたり、▽水疱性類天疱瘡の効能追加について、「希少疾病の効能追加等に係る加算」として10%、▽重症又は難治の気管支喘息の小児の用法・用量の追加について、「小児適応の効能追加等に係る加算」として5%――の補正加算が付いた。
26年11月1日以降の改定後の薬価は以下の通り。
ヌーカラ皮下注100mgシリンジ、同ペン 159,891円(現行薬価)→143,766円
ヒフデュラ配合皮下注 634,797円(同)→539,577円
ヒフデュラ配合皮下注シリンジ 665,026円(同)→565,272円
デュピクセント皮下注300mgシリンジ 53,493円(同)→51,515円
デュピクセント皮下注300mgペン 53,659円(同)→51,675円
デュピクセント皮下注200mgシリンジ 39,549円(同)→38,087円
デュピクセント皮下注200mgペン 39,706円(同)→38,238円