ホスピーラ・ジャパン バイエルの不整脈治療薬シンビットを承継
公開日時 2010/01/19 04:01
ホスピーラ・ジャパンは1月18日、バイエル薬品の不整脈治療薬シンビット静注用50mg(一般名:ニフェカラント塩酸塩)を承継することで合意したと発表した。製造販売承認の承継手続きを経て、ホスピーラが2月8日からプロモーションする予定。
同剤は救命救急の現場で使われている薬剤で、バイエルの重点領域から外れる。一方で、鎮静剤「プレセデックス静注液200μg」などを持つホスピーラは、麻酔・集中治療領域における急性期医療で存在感を発揮、今回のシンビットを承継することで製品ラインナップの強化につながると判断した。シンビットの08年売上高(薬価ベース)は4億8900万円。