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米FDA 喘息治療薬のセレベントとForadil 安全対策強化を求める

公開日時 2010/03/05 04:00

米食品医薬品局(FDA)は2月18日、気管支喘息治療薬のセレベント(一般名:サルメテロール、英GSK)とForadil(フォルメテロール、ノバルティス)の2剤について、安全対策を強化するよう求めた。同剤の臨床試験結果の分析結果から、喘息の増悪、入院、死亡などを増加させる可能性があると判断したため。医療現場には、ステロイド吸入剤との併用の順守などの適正使用を求めるほか、製薬企業には改めてラベル改訂、安全性試験の実施などを求める。


長時間作用型β刺激薬(LABA)単剤としてのセレベントとForadilは、すでにラベルに黒枠警告で安全性などの注意喚起をしている。これは、配合剤であるGSKのアドエア(サルメテロール/フルチカゾン)、アストラゼネカのシムビコート(ブデゾニド/フォルメテロール)などと同様。しかし、処方が安全使用にのっとって行われているか評価することが必要と判断したことから、今回の措置となった。


FDAは3月10~11日に「肺・アレルギー薬諮問委員会」を開催。LABAの増悪・入院・死亡のアウトカムについて評価し、今後の同クラスの薬剤の安全性試験のデザイン立案に還元する考えだ。

 
(The Pink Sheet 2月22日号より)    FDAと米国製薬企業の情報満載 “The Pink Sheet”はこちらから
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