杏林と小野の過活動膀胱治療薬 口腔内崩壊錠の承認取得
公開日時 2010/11/12 04:01
キョーリン製薬ホールディングスと小野薬品は11月11日、過活動膀胱治療薬イミダフェナシン(一般名)の口腔内崩壊(OD)錠の承認を国内で取得したと発表した。イミダフェナシンは、杏林製薬からウリトス錠、小野薬品からステーブラ錠の名称で07年6月から販売されているが、OD錠を追加することで、嚥下機能が低下した患者や水分摂取を控えている患者にも飲みやすくする。
販売名はウリトスOD錠0.1mg、ステーブラ錠OD錠0.1mg。1日2回、朝食後と夕食後に投与する。発売時期や売上規模などは薬価収載後に開示するとしている。通常錠の09年度売上高は、ウリトス37億円、ステーブラ46億円。