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大塚製薬 抗精神病薬エビリファイ 双極性障害の躁症状改善で国内追加申請

公開日時 2011/01/25 04:02

大塚製薬は1月24日、抗精神病薬「エビリファイ」(一般名:アリピプラゾール)について、日本で「双極性障害における躁症状の改善」の効能追加申請を21日に行ったと発表した。双極性障害は躁うつ病とも呼ばれ、症状として躁状態とうつ状態を繰り返す。今回の申請内容は躁症状に関するもので、同社によると、うつ症状に関する開発は行っていないという。エビリファイは2006年6月から統合失調症治療薬として国内販売が始まり、国内売上高は2010年3月期で約187億円。全世界の売上高は約3700億円。

双極性障害における躁状態では、気分が高揚して判断力が損なわれるため、病気であるという認識に欠け、人の助けを拒もうとすることが多くなる。一方、うつ状態では絶望感を感じ、人の助けを求め、現状を受け入れることができず、自分は助からないと考えることもある。混合状態では躁とうつの両症状が同時に起こる。日本人では、人口の0.4%(約50万人)が一生のうちに一度は双極性障害に罹患するとのデータがある。なお、統合失調症では人口の約1%とされる。

エビリファイはドパミン・システムスタビライザーと呼ばれ、脳内でドパミンが大量放出されているときには抑制的に働き、ドパミンが少量しか放出されていない時には刺激する方向で作用し、結果としてドパミン神経を安定化させる。
 

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