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外来のエアコン設定温度調査 27度以下が約半数 患者らの体調考慮

公開日時 2011/07/26 04:00

医師限定コミュニティサイトMedPeerを運営するメドピアはこのほど、医療現場(外来)のエアコン設定温度に関する調査結果をまとめた。28度に設定している施設は33%にとどまり、27度以下との施設は計47%と約半数にのぼった。27度以下と回答した医師からは、衛生面の問題などから窓を開けることができないといったコメントが寄せられた。会員医師数は約3万7000人。

調査は6月29日~7月5日に実施した。有効回答数は2548件。調査は会員医師がほかの会員医師に日常診療での素朴な疑問を聞く形で実施するもの。今回は今夏の電力問題を引き合いに各施設の外来の室温設定を何度に設定しているかを聞いた。

最も多かった回答は「28度」(回答医師数829件、全体の33%)だったが、これに次いで多かった回答は「26度」(同517件、20%)だった。さらに「27度」(同427件、17%)、「25度」(同169件、7%)、「24度以下」が3%だった。「まだ対応策は決まっていない」との回答も19%あった。

回答医師のコメントをみると、28度との回答では、「節電の意味もあり、外から入ってきた患者を急激に冷やすことは医学上よろしくない」(50代、一般内科)や「罰則があるらしい」(40代、整形外科)といった内容が寄せられた。

一方で、27度以下と回答したと思われる医師からは、「ICUは厳格な室温管理が必要。省エネは別の方法でも可能」(40代、総合診療)、「リハビリなどでどうしても体を動かすことが多く、室温が高いと体調を崩す人が出てしまう」(70代、整形外科)、「27度だとまあ何とか我慢できるかな。あまり動かないで良い人はこれでいいが、看護師たちはかなり暑いようだ」(50代、消化器外科)、「寝たきり患者さんの多い病棟では、もう少し下げないと熱発者続出」(40代、膠原病科)、「工場内診療所で熱中症発病者が来訪する場合もあり26度に設定している。節電優先で熱中症患者の対処が疎かにになるのは避けたい」(50代、一般内科)、「産婦人科の特殊性もあり、窓を開けて風を入れるわけにもいかない」(60代、産婦人科)――など患者ベースで考えると28度設定は難しいとのコメントが多く寄せられた。
 

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