「ひとつでも1日1回の服用になると助かる」 パーキンソン病患者調査で73%が回答
公開日時 2011/08/08 04:00
日本ベーリンガーインゲルハイムは、パーキンソン病患者の服薬状況に関するアンケート調査を発表した。3000人余りから回答を得て、その中の73%が「現在服用しているお薬のひとつでも1日1回の服用になれば助かる」と回答した。
調査実施者の1人の順天堂大学医学部脳神経内科の服部信孝教授は、「調査では、97%とほとんどの患者さんが、2種類以上の薬剤を服薬していると回答している。服薬する薬の数や回数を少なくできることは、何より患者さんから望まれる」とのコメントを寄せ、服薬しやすくするためにも服薬回数を少なくし、有効性を発揮させる薬剤が重要であることを指摘した。
調査は8月1日~9月13日、約8000名の全国パーキンソン病友の会会員を対象に郵送で実施されたもの。