新薬発売 25日と28日にそれぞれ2成分 多発性硬化症やC型肝炎の治療薬など
公開日時 2011/11/28 04:02
新薬9成分が11月25日に薬価収載され、骨粗鬆症治療薬と閉経後乳がん治療薬が即日発売された。8日には高い有効性が認められ、薬価算定で有用性加算1の40%の加算が認められた多発性硬化症、C型肝炎の治療薬が発売される。
発売日が分かっている製品は以下のとおり。
【11月25日発売】
▽テリボン皮下注用56.6μg(テリパラチド酢酸塩、旭化成ファーマ)
効能・効果「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」
薬価56.5μg1瓶1万2971円(1日薬価1853円)
▽フェソロデックス筋注250mg(フルベストラント、アストラゼネカ)
効能・効果「閉経後乳がん」
薬価250mg5mL1筒5万0313円
【11月28日発売】
▽イムセラカプセル0.5mg(成分名:フィンゴリモド塩酸塩、田辺三菱製薬)
ジレニアカプセル0.5mg(同、ノバルティスファーマ)
効能・効果「多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制」
薬価0.5mg1カプセル8172.00円(1日薬価8172.00円)
▽テラビック錠250mg(テラプレビル、田辺三菱製薬)
効能・効果 ジェノタイプ1aまたは2bのC型慢性肝炎の治療薬で「血中HCV RNA量が高値の未治療患者、インターフェロン製剤の単独療法、又はリバビリンとの併用で無効または再燃となった患者」
薬価250mg1錠1422.10円(1日薬価1万2798.90円)
【12年1月5日発売】
▽ムコスタ点眼液UD2%(レバミピド、大塚製薬)
効能・効果「ドライアイ」
薬価2%0.35mL1本27.10円(1日薬価108.40円)