アステラス 抗生剤など長期収載品の承認を長生堂に承継
公開日時 2012/01/24 04:01
アステラス製薬は1月20日、長期収載品のタチオン、ピラミスチン、セフスパンの製造販売承認を長生堂製薬に承継することに合意したと発表した。4月1日から、長生堂の製品販売を担う田辺製薬販売がこれら製品を販売する。
タチオンは剤形によって適応が異なるが、錠・散・注射用は薬物中毒など、点眼用は白内障などに用いる。これらで売上高は15億9200万円(10年度)。ピラミスチン錠・散は特発性パーキソニズムなどに用いる薬剤で売上高は合わせて3200万円(同)。セフスパンカプセル・細粒は抗生剤で売上高は3億6000万円(同)。承継についてはアステラスは「リソース配分の最適化に伴うもの」としている。