味の素と武田 骨粗鬆症治療薬の月1回製剤を国内申請
公開日時 2012/03/27 04:02
味の素製薬と武田薬品は3月26日、骨粗鬆症治療薬リセドロン酸ナトリウム水和物の月1回投与製剤を国内承認申請したと発表した。現在ある1日1回、週1回の製剤より患者の服用負担の軽減につなげることで、服薬アドヒアランスが改善することを期待する。患者のライフスタイルに合わせて選択できるようにする。
リセドロン酸ナトリウム水和物は、骨吸収を抑制するビスフォスフォネート製剤。経口剤であり、日本では、02年から1日1回投与製剤が販売され、07年からは週1回投与製剤が加わった(製品名:味の素製造・エーザイ販売の「アクトネル」、武田薬品の「ベネット」)。海外では08年から月1回投与製剤が販売されている。すでに販売されている月1回製剤には、小野薬品のリカルボン、アステラスのボノテオがある。