職場に喫煙制限ない 最多は高知県 最少は大分県 ファイザー調査
公開日時 2012/06/14 04:00
受動喫煙に関する調査をファイザーは、47都道府県9400人(喫煙者・非喫煙者100人ずつ)を対象に行い、このほど結果を公表した。職場の受動喫煙対策で最も多いのが「喫煙室・コーナー」の設置で48.5%と半数近くに上り、次いで「建物内禁煙」22.8%、「敷地内禁煙」10.5%だが、「特に制限はない」も20.1%あった。
職場で喫煙に「特に制限がない」と答えた人の割合が高かったのは、高知県(31.5%)、秋田県(31.0%)、群馬県(26.4%)、青森県(26.2%)、岡山県(25.6%)。
逆に少なかったのは、大分県(10.9%)、宮城県(12.5%)、千葉県(13.5%)、埼玉県(14.4%)、福岡県(14.6%)。
会社規模別で見たところ、「特に制限がない」と答えた人の割合は、従業員数100人以上では4.6%だったのに対し、100人未満では31.5%と職場の受動喫煙対策が進んでいないことが明らかになった。