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GSK 気管支喘息・COPD治療薬を国内申請 1日1回のICS/LABA

公開日時 2012/09/27 04:02

グラクソ・スミスクラインは9月26日、気管支喘息・COPD治療薬を日本で承認申請したと発表した。申請は25日付。今回申請したのは、吸入ステロイド(ICS)のフルチカゾンフランカルボン酸エステルと長時間作動型β2刺激薬(LABA)のビランテロールによる、いわゆるICS/LABA配合薬で、1日1回吸入タイプ。同社はICS/LABAの気管支喘息・COPD治療薬としてアドエア(一般名:フルチカゾンプロピオン酸エステル/サルメテロールキシナホ酸塩)を販売しているが、同剤は1日2回吸入する。

今回申請した成分のうち、フルチカゾンフランカルボン酸エステルの創製元はGSK、ビランテロールは米国テラバンス社。今回申請した配合薬は両社提携による開発品となる。

日本の喘息死数は経年的に低下してきたものの、治療中の患者の半数以上が日常生活上の活動に制限を受けている。COPDについては年々増加する死亡者数が1万6000人を超え、年間医療費は8000億円に達するという。GSKのフィリップ・フォシェ社長は、「GSKは40年にわたって喘息およびCOPDの治療薬開発と啓発活動に取り組んできた」とした上で、こういった市場環境から、「喘息・COPD診療におけるGSKの果たすべき役割は未だ多くある」として、開発品の充実や新薬の早期の承認取得・上市に取り組みたいとコメントした。

GSKが日本で手掛ける呼吸器用剤のうち、後期開発品には▽長時間作動型抗コリン薬(LAMA)umeclidinium bromide(予定適応症:COPD、フェーズ3)▽LAMAのumeclidinium bromideとLABAビランテロールの配合薬(COPD、フェーズ3)▽抗IL-5モノクローナル抗体mepolizumab(気管支喘息、フェーズ3)――がある。

 

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