英GSK 次期CEOにルーク・マイルズ氏 26年1月1付 「謙虚さと強い意志で責任を引き受ける」
公開日時 2025/10/07 04:50

英GSKは次期最高経営責任者(CEO)にルーク・マイルズ氏(現チーフ・コマーシャル・オフィサー)が任命されたと発表した。2026年1月1日付で、CEOに就任し、取締役会に加わる。マイルズ氏は、「GSK は非常に特別な企業であり、卓越した見通しと素晴らしい可能性を秘め、人々の健康に影響を与え、人生を変える力を持っている。次期CEO として、謙虚さと強い意志をもってこの責任をお引き受けしたい」とコメントを寄せた。現CEO であるエマ・ウォルムズリー氏の後任となる。日本法人が10月6日、発表した。
マイルズ氏は、2017年にGSKに入社。アストラゼネカ、ロシュ、サノフィ・アベンティスにおいて米国、欧州、アジアの各地域で上級職を歴任した豊富な経験を有しているという。
ジョナサン・シモンズ会長は、マイルズ氏について、「開発・マーケティング・営業に卓越した経験を世界各国で積んでおり、GSK の将来性、そして社員について深く理解している。また、GSK が設定する高い目標に向けリーダーシップを示し、実現し、そしてそれを上回る成果を出すことで患者さんと株主に対して新たな成長と価値を創出するために非常にふさわしい人物だ」と評価した。