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ノバルティス 社員研修で全医療用薬の販促活動停止7月1日~5日 ディオバン利益相反問題で

公開日時 2013/06/04 05:02

ノバルティス ファーマは6月3日、ARBディオバン(一般名:バルサルタン)の医師主導臨床研究における利益相反問題を受け、利益相反やコンプライアンスなどに関する社員研修を7月1日~5日に行い、この間、同社の全医療用医薬品の販促活動を停止すると発表した。全社員を対象とするコンプライアンスなどの研修に加え、医療関係者と接するMRやマーケティング担当者らには、医師主導臨床研究に関する法令や社内基準、プロモーションの在り方も「徹底的に研修する」としている。また、バルサルタン関連講演会も6月~8月の3か月間自粛する。

 

ノバルティスでは外部専門家による調査を進めているが、今回、「結果を待たずとも、すでに明らかとなった事実を重く受け止め、社会的、道義的責任を果たすためにも早急に再発防止に取り組む」として、再発防止に向けた4つの取り組みを公表した。学会共催セミナーは予定通り行うものの、社員研修期間の販促活動の停止や、講演会活動の自粛のほか、▽社長をはじめ関係役員の月額報酬を2か月間10%減額▽プロモーション資材の審査プロセスの厳格化―を行う。

 

このうち、役員の報酬減額では、医師主導臨床研究の信頼を揺るがす事態を生じさせたこと、バルサルタン服用患者や家族に心配をかける事態を招いたことに対する反省の意としている。

 

現在問題となっているのは、2001年から04年までに実施されたディオバンに関する5つの医師主導臨床研究で、データ解析に関与した同社の元社員が所属を開示しなかった点で、同社は「著者に対して適切に訂正を申し出なかった。利益相反の観点から不適切だった」と説明。さらに利益相反の開示が不適切であることを認識できず、5つの医師主導臨床研究の論文を引用してプロモーションを行ってきたことについても、「心からお詫び申し上げる」と表明している。なお、これまでの調査では、元社員による意図的なデータ改ざんを示す事実は報告されていない。   

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