痛風・高尿酸血症用薬フェブリク 発売2年でシェア2位
公開日時 2013/09/30 00:00
新患の4割に処方52週後の継続率も高く2011年3月、痛風・高尿酸血症治療薬では約40年ぶりとなる新薬フェブキソスタット(製品名フェブリク)が発売され、2年以上が経過した。痛風・高尿酸血症治療薬にはアロプリノール(先発品名ザイロリック)、プロベネシド(先発品名ベネシッド)のような尿酸のもとになるキサンチンの生成に関与するキサンチンオキシダーゼを阻害する尿酸生成抑制薬や、ベンズブロマロン(先発品名ユリノーム)のような尿酸の再吸収を抑える尿酸排泄促進薬、この他にNSAIDsのブコローム(先発品名パラミヂン)があるが、フェブキソスタットは尿酸生成抑制薬に分類される。フェブキソスタットはキサンチンオキシダーゼへの選択性の高さ、中等度までの腎機能障害患者で用量調節不要、適応症が既存薬の「痛風あるいは高...