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2014年新規がん罹患数88万人 男性は胃、女性は乳がんが最多 国がんが初の当年予測

公開日時 2014/07/11 03:50

国立がん研究センターがん対策情報センターは7月10日、2014年に新たにがんと診断される罹患数と死亡数の予測を発表した。罹患数は88万2200人(男50万1800人、女38万0400人)で、2010年の全国推計値と比べると約7万7000人増えた。罹患部位は胃(13万0700人)、肺(12万9500人)、大腸(12万8500人)の順に多く、2010年と比べると肺がんと大腸がんの順位が入れ替わった。男女別では、男性は胃がん、肺がん、前立腺がんの順に多く、女性は乳がん、大腸がん、胃がんの順に多い。

 
死亡数は36万7100人(男21万7600人、女14万9500人)で、2012年の実測値と比べると約6000人増。部位別にみると死亡数は、肺(7万6500人)、胃(5万0300人)、大腸(4万9500人)の順に多く、2012年と比べると上位3位までは変化はないが、4番目の膵臓がんと5番の肝臓がんの順位は入れ替わった。男女別では、男性は肺がん、胃がん、大腸がんの順に多く、女性は大腸がん、肺がん、胃がんの順に多い。
 
罹患数、死亡数の増加の主要因は高齢化。前立腺がんの増加はPSA検診も増加要因で、膵臓がんは高齢化の影響を除いても増加傾向という。
 
当年予測は国内初。同センターは「今後も毎春その年のがんの罹患数と死亡数の予測を公開し、国や地域のがん対策の目標設定や評価への活用など一層確実ながん対策に寄与したいと考えている」としている。
 
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