ARB市場 オルメテック 発売10周年講演会で存在感
公開日時 2014/07/31 00:00
ディオバンのデータ操作に関わるノバルティス社員の逮捕、プロブレスを用いたCASE-J試験での武田薬品の不適切な関与など、何かと騒がしいメガマーケットのARB市場。同市場の最新の処方影響力動向を製品別に検証してみた。14年6月の処方影響力全体では高い順にオルメテック(第一三共)、アジルバ(武田薬品)、アバプロ(大日本住友)、ミカルディス(NBI/アステラス)、プロプレス(武田薬品)、イルベタン(塩野義)、ディオバン(ノバルティス)、ニューロタン(MSD)――となる。最下位が国内で最も古いARBで既に後発品も登場しているニューロタンであるのは自然といえる。一方、話題のディオバン、プロプレスの処方影響力はほとんどがMRチャネルによるもので、医師コメントから分かるその中身は一連の不祥事の謝罪が最多。...