PPI市場 ネキシウム 全チャネルで影響力トップ
公開日時 2014/09/30 00:00
消化性潰瘍の治療を激変させたといわれるプロトンポンプ阻害薬(PPI)。現在は、非びらん性胃食道逆流症、逆流性食道炎、アスピリン・非ステロイド系抗炎症薬潰瘍、さらにはヘリコバクター・ピロリ除菌での併用療法にまで適応を広げ、消化器疾患では最も一般的な治療薬になっている。今回はこのPPIの処方影響力を検証した。直近8月の全チャンネル合計の処方影響力はネキシウムを筆頭にタケプロン、パリエットの順となった。ネキシウムではMR、インターネット、研究会・講演会といった主要な情報チャネルを含め、ほぼ全てのチャネルで競合2剤を圧倒する処方影響力を示している。とりわけ研究会・講演会は競合2剤と比較して突出している。9月に発売3周年を迎えるにあたり、これを記念した研究会・講演会に関する活動をしているためと推察され...