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MR認定センター MRの資質向上で継続教育の教材作成へ 医療の一翼を担うMRに

公開日時 2016/02/15 03:52

MR認定センターは、MR認定試験を視野に入れた導入研修用の“MRテキスト”に加え、継続教育の教材を作成する方針を固めた。“医療コミュニケーション”に光をあて、それに必要な知識や倫理観を盛り込む方針。多職種連携が浸透する中で、医師、薬剤師、看護師など各職種への理解を深めてもらうことで、医療の一翼を担う自覚をうながしたい考えだ。MR認定センターの中期計画に位置づけ、2020年のテキスト発刊を目指す。MR認定センターの近澤洋平事務局長は本誌取材に対し、「MRの職業倫理を高める、社会的使命に気づくことでMRがプロフェッショナルになる。そんな手助けができるテキストを作りたい」と意欲を語った。16日に開催するセンターミーティングで公表する。

これまでMR認定センターは、MR認定資格取得前の“導入教育”に力を入れてきた。作成するMRテキストは、医薬品情報、疾病と治療、MR総論の三部仕立て。MR認定試験の出題範囲となり、いわば「MRが医療現場を訪問する上で最低限必要な知識」(近澤事務局長)がまとめられている。一方で、MR資格取得後の継続教育は科目数や時間は定められているものの、具体的な内容は各社独自のプログラムが組まれている。MR認定センターが導入研修のコアカリキュラム改訂に向けた見直しを進める中で、時間数の制限などから導入研修には盛り込めない内容も多く、次のステップとして示すことを決めた。

近澤事務局長は、「MRであるからには、自社製品以外知らないというのではなく、幅広い医学知識に支えられた自社製品の知識が必要ではないか。MRが医療の一翼を担うという役割を持っている限りは医学、薬学の知識を新入社員から次のレベルにあがる指針を示したい」と述べ、MR認定センターとして継続教育にも積極的にかかわる姿勢を示した。ただ、新たな制度を発足させるのではなく、「MRの資質向上が目的だ。各社の継続教育で活用してもらいたい」と述べ、制度発足は必要があればその先に検討すべきことと強調した。


◎“医療へのコミュニケーション”テーマに 医療の
リアリティを


具体的な内容については、「まだアイディアの段階」と断った上で、“医療へのコミュニケーション”をテーマにあげる。「医師、薬剤師、看護師など他職種がチーム医療だという中でMRが位置づけられる。医師や薬剤師、看護師がどう患者さんをみているか、気持ちを理解することが必要だ」との考えを表明。テキストも医療従事者への理解をさらに深める内容とする考えだ。MRの訪問規制が強化され、医局や病棟の訪問がままならない中で、「医療の現場をリアルに感じないMRが多い。患者さんがどんな気持ちで病気と闘っているのか、薬に対してどれほど期待と不安を抱えているのかも分からない。そんな声もテキストには入れる」と述べた。継続教育の科目のひとつである倫理について各企業からの問い合わせもあるとした上で、「倫理観は医療に従事する者としてのふさわしい態度、行動。そういう行動ができる教育をすればいい」と説明。「患者さんが病気と向き合っている気持ちを汲んだ薬の説明の仕方をするなど、行動変容してもらうきっかけ」となるような教材を作成したい考えを示した。


 

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