MSD 次期社長にウェストハイゼン氏 現社長のアルバレズ氏は米本社へ
公開日時 2016/06/21 03:52
MSDは6月20日、親会社の米メルクにおいてオンコロジービジネス・インターコンチネンタルバイスプレジデントとして、アジア太平洋、ラテンアメリカを統括するヤニー・ウェストハイゼン氏が、7月1日付で社長に就任すると発表した。現社長のトニー・アルバレズは同日付で、米メルクのプライマリーケア・カスタマー・ビジネスライン兼カスタマー・ストラテジーのプレジデントに異動する。
ウェストハイゼンは2014年10月に、米メルクに入社し、現職。それ以前は、イーライリリーに21年間勤務し、出身国の南アフリカをはじめ、米国、東欧、アジア地域など世界各国で営業、マーケティング、オペレーション等を歴任した。アルバレズ氏が異動するポストは、前任者の退職で空席となっていた。
アルバレズ氏は、05年に旧シェリング・プラウ日本法人の営業担当副社長として来日。同社ゼネラル・マネジャーを経て、10年の旧万有製薬株式会社との統合時に、MSD社長に就任していた。