海外勤務で“調整役”としての特性見出す大日本住友製薬株式会社経営企画部企画グループ主席部員（アソシエイト・ディレクター）片岡睦さん米サノビオン・ファーマシューティカルズは、親会社の大日本住友製薬の非定型抗精神病薬「ラツーダ」の特許切れを控え、創薬ベンチャーの買収や、他社製品のパイプライン導入などの手を、相次いで打った。2017年９月まで、サノビオンに出向し、これらの事業拡大に取り組んできたのが、大日本住友製薬経営企画部企画グループの片岡睦さんだ。研修を通じて海外事業に興味を持ち、現場のMRから突然、海外営業部に抜擢された。「新たな環境に置かれ、追い込まれて必死で立ち向かう状況は、自分には向いているように思います」と、自信に満ちた笑顔で振り返る。◆プロフィール米国への出向時、当時３歳だった長男...