クインタイルズ・清水社長が3月末で退任 後任はIQVIAジャパングループの湊会長
公開日時 2018/03/20 03:52
IQVIAは3月19日、クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン社長の清水昇氏が3月31日付で退任すると発表した。新社長には、IQVIAジャパングループの湊方彦会長(写真)が兼務する形で4月1日付で就く。清水社長が兼務するCSO事業を行うIES事業本部長には、松本大輔氏が異動する。
清水氏は09年4月1日から社長を務めている。同社によると、退任は本人の申し出によるものだとし、詳しい理由は開示していない。日本CSO協会の会長も2011年6月の発足時から務めている。
後任の湊氏は、1985年に東京大学大学院工学系研究科修士課程終了。AT&T社のアジア太平洋地域代表、日本法人社長、IBM社のアジア太平洋地域オペレーション担当ディレクター、ネットワークサービス・マーケティング・マネジャーなどを歴任し、09年3月にIMSに入社。10年1月にIMSジャパン社長に就任し、15年6月には取締役会長となった。16年10月米国本社IMS ヘルス社とクインタイルズ・トランスナショナル社の合併により現職。
IQVIAジャパングループは4月1日から、傘下の会社名が変わり、クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパンは「IQVIAサービシーズ ジャパン株式会社」に、アイ・エム・エス・ジャパンは「IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社」となる。