外部開発したCRM、SFE導入企業は6割
MR活動への営業支援ツールと生産性向上への取り組み
公開日時 2025/06/01 00:00
「訪問先医療機関の選別・絞り込み」実施は72.0%製薬各社がMR数の絞込みを行う中で、営業支援のデジタルツール導入やMRの生産性向上のための手法確立に取り組んでいる。本誌の「MR数調査2025年版」のアンケート調査では、営業支援のためのデジタルツールの導入状況を調査した。その結果、VeevaやIQVIAのCRM(顧客管理システム)やSFE(営業支援システム)を導入している企業は回答全体の6割に及んだ。また社内で内製化して独自のCRMを導入している企業は2割弱あった。一方、MRの生産性向上への対応については、Web会議やオンライン面談システムの導入、eディテーリングなどデジタル環境の整備に加えて、有給休暇の取得促進や短時間休暇の取得、働く場所に自由度を持たせるなど人事管理面でのサポートを拡大し...